ミ・サ・キ・動物病院の診療 Medical treatment
contents診療内容
to Rabbit ownerうさぎの飼い主様へ
うさぎの診察・治療についての注意事項
当院では、一般的な診察や、門歯や臼歯のカット、避妊や去勢手術などを行っております。うさぎの場合は、他の動物よりも慎重に、気を付けて診察を行います。その際、うさぎの特性について、飼い主の皆さんに知っておいて頂きたいことがあります。
1. うさぎはとても繊細な生き物です。
精神的、環境的なストレスにさらされることで体調が変化し、急激に具合が悪くなることがあります。体調不良があっても表面に露呈しないこともあります。
最悪の場合、急性心不全を引き起こし亡くなってしまうケースもあります。体調の急激な変化についての予測は困難なことが多いです。
ストレスの要因としては、移動、気温の変化、病院での処置・検査など様々です。遠方からいらっしゃる患者様も多いですが、長距離の移動が負担になることもありますので、状態によってはご来院をおすすめしないこともあります。
2. うさぎの骨は、イヌやネコに比べて、骨の組成が非常に弱いです。
スタンピングをするだけで骨が折れてしまうこともありますし、骨に少し圧がかかるだけで、脊椎損傷が生じ、後肢不全になってしまうこともあります。特に高齢の場合、骨は薄くもろくなっているのでリスクは増加します。
年齢には関係なく、ケージに脚を引っかける、落ちる、などはもちろん、暴れてしまう子の爪切りの保定や、診察のための保定の際にタオルでくるむだけでも骨折することもあります。
3. 鎮静剤の使用について
より安全に診察や治療を行うために、鎮静剤の使用が必要な場合があります。
その際の鎮静剤の使用について以下よりご希望の内容をお知らせください。
・ 積極的に使用して欲しい
・ 使用して欲しくない
・ 相談して決めたい
受診にあたり必要なお持ち物
うさぎの受診の際は下記の「ウサギの診療についての承諾書」をダウンロードいただき、内容にご了承の上ご署名したものをお持ちください。
その他の小動物の飼い主様へ
うさぎ以外の小動物の診察に関しては、お電話でご相談ください。